1985-11-21 第103回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
農水省の方でお聞きしますとそうたくさんないんじゃないか、こういう受けとめでございましたけれども、私どもが調べてみると国内生産の約二割、例えば三菱商事系だとか住友商事系だとか、こう言われるものが生産から流通まで支配しているという状況で、例えば三菱商事事業のジャパンファームは五万九千頭という状況になっておりますし、現在青森県で建設中の日本ハムのは親豚だけで二万五千頭、こういう大変な状況なんですね。
農水省の方でお聞きしますとそうたくさんないんじゃないか、こういう受けとめでございましたけれども、私どもが調べてみると国内生産の約二割、例えば三菱商事系だとか住友商事系だとか、こう言われるものが生産から流通まで支配しているという状況で、例えば三菱商事事業のジャパンファームは五万九千頭という状況になっておりますし、現在青森県で建設中の日本ハムのは親豚だけで二万五千頭、こういう大変な状況なんですね。
そして、二十九年の五月には分割されておった旧三菱商事系四社が合併して三菱商事というふうになっていく。そして、御案内のとおりに雪印乳業とクローバー乳業の合併あるいは石川島重工と播磨造船等の大型合併、こういうふうにビッグビジネス時代に入っていくわけです。
さらに旧三菱商事系の商社の統合は何回にもわたって行われておりまして、特に不二商事は数個の同系統の会社が合併されたものでございます。あるいは東西交易、これも数社の合併の結果なったものでございます。東京貿易、これも数社の合併の結果なったものでございますが、その三社がさらに合併いたしまして三菱商事系の会社の統合が行われたのでございます。これもこうなりますとかなり能力が増して参ります。
但し現在までにいろいろ出て参つておりますもの、たとえば三菱商事系の会社が四社か集まつて合同して行くという傾向がございます。あるいはそれがさらに合同するということも考えられるわけでございますが、現在までのものにつきましては、当面問題はないのでございますが、今後の問題につきましては、十分に注意をして参りたいと思います。